「おかえり。遅かったじゃないか。年明けちゃったよ?」

「お待たせしてすいません・・・。」
「でもほら!集会参加して、みごとチョコボ美食クラブの仲間入りさ!」
「よろしい。では、私からご褒美をあげようか。」
「わ~い!」
「ちょっと・・・恥ずかしいから、後ろを向いていてくれないかね。」
「決して振り向かないように!」
「は、はい?よくわかんないけど、わかりました。」

「では・・・フンッ!」
「ウゥゥ~ン・・・クハァ!」
「(な、なんだ?後ろでナニが起こっているんだ?)」
「クハハァァァァーッ!」
「もう一息・・・もうひとふんばりじゃぁぁぁ~っ!」
「ポンッ♪」
「(な、なんだ?ナニかが生まれるような音しなかったか?)」
「まだ振り向いてはいけないよ。今ズボンをはくからな。」
「(お、おっさん・・・あんたはいったい・・・ナニを・・・。)」
「よし、社会の窓100点!もうコッチ向いていいよ。」

「さぁ、手をお出し。これが私からのご褒美だ!」
「こ、これは!!!生みたてホヤホヤの!!!」

「そう、念願のチョコボの卵だ!お前にやった!」
「て、てか、この卵、どっから生まれたんですか!」
「それはナイショ(ぽっ)。」
「な、なんで照れてるんですかぁぁ!」
「コレ、ほんとうにチョコボの卵なのですか~!」
「育ててみればわかる。」
「まぁ、卵のまま食べるのもお前の自由だがな。」
「う・・・卵より、雛こそ究極の味というしな・・・。」
「なによりも、うさんくさすぎる卵を食べるわけには・・・。」
「ふぉふぉふぉ。」
「育ててみればわかる。育ててみればな。ふぉふぉふぉ。」
「というわけで、卵を温めてみました。」
「そ、そろそろ生まれるかも~!」

「!!!」
「かわいぃぃぃ~ほえぇぇぇ~(*´Д`*)」
「食べることなんてできな~いぃぃぃ~ん♪」
「このかわいらしいチョコボの雛は、後にクソナマイキなチョコボに育つことを、今のKeronは知るよしもなかったのでした…。」
完