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和の室礼

HERITAGE

店内中央には、江戸時代に狩野派が描き、当時は二条城にもあったと言われる鏡板が象徴的な、
三間四方(約5.4m四方)の舞台が設置されています。
その他にも日本が誇る巧緻を極めた伝統工芸の要素を取り入れた室礼となっており、
粋で艶やかな和の空間が広がります。
また、江戸・明治・大正期の時代物で取り揃えた漆器や膳など、繊細で華やかな器たちで
お食事を提供いたします。
水戯庵の室礼が織りなす和の空間で、日常を忘れ、
ゆったりとした時間をお過ごし下さい。

舞台

舞台

水戯庵には、能舞台の形式にならい、老松を描いた鏡板を背景にした3間4方の舞台が設置されています。この鏡板は、もともと京都室町夷川にあった観世流能楽師片山家、京舞井上家ゆかりの舞台のもので、老松の絵は狩野派の絵師によるものです。この歴史深い鏡板を、ご縁があって移築することができました。水戯庵ではこの舞台で毎日、能楽をはじめとして様々な伝統芸能が上演されます。

陶器・漆器・膳

陶器・漆器・膳

水戯庵でお料理を提供する膳や器の多くは、遠く長崎の名門老舗料亭「富貴楼」から引き継いだ、江戸・明治・大正期のものです。富貴楼の歴史は深く、前身の千秋亭から数えて350年以上も続いており、その長い歴史の中で各時代の偉人達が足を運んでおりました。
富貴楼の名前は明治時代に入った時に、初代総理大臣になった伊藤博文が名付けました。長きにわたり数多の客人をもてなしてきた「富貴楼」はその歴史に区切りをつけ、2017年から休業しています。350年以上のもてなしの心が詰まった器の数々を「水戯庵」が継承していきます。

八十四 能面

八十四 能面

大阪の能楽公演の拠点として親しまれていた大阪能楽会館が、約60年の歴史に幕を閉じ、2017年に惜しまれながら閉館しました。その大阪能楽会館に寄贈・展示されていたのが、能人形の製作を手掛けて80年あまりの歴史を誇る二条人形工房作の能面(ミニチュア)八十四面です。水戯庵では、この八十四面を引継ぎ、展示しています。大阪能楽会館の歴史を見守ってきた個性豊かな能面たちが、これからは水戯庵の歴史を見守っていきます。

浮世絵・版画

浮世絵・版画

水戯庵では、エントランスから客席に抜ける通路をギャラリーとして、江戸・明治・大正期に製作された浮世絵や版画の数々を展示します。「東海道五十三次(行書版)」、能の演目を描いた「能楽百番」、かつての日本橋室町周辺を描いた「東京駿河町三ツ井正写之図」などなど様々な浮世絵や版画を収蔵しています。
定期的に入れ替えを行いますので、ご来店いただくたびに違った作品をお楽しみいただけます。

お香

お香

香老舗 松栄堂
およそ300年前、京都に創業したお香の老舗、松栄堂。
伝統の香りを支える素材は、東南アジアを中心に世界各国から運ばれる貴重な天然香料。これらは調合師の研ぎ澄まされた感覚によって、最良の香りが引き出され、熟練の手わざで形となります。いっぽうで最新鋭の技術も導入し、現代人のライフスタイルにふさわしいアイテムの創造にも、意欲的に取り組んでいます。 松栄堂が香りに託してお届けするのは、大自然の恵み。繊細な和の香りは現代人の心のうるおいとして、世界の国々でも愛用されております。

着物

着物

きものアルチザン京都
きものアルチザン京都は、日本ならではの着姿をつくりあげてきた、京友禅・摺型友禅・京繍・京鹿の子紋・西陣織にたずさわる作り手の集まりです。世界に誇る文化産業の次代の担い手として、個性豊かに日々彩られる、ひとりひとりの「きもののある暮らし」に応えるべく、古都・京都に点在する才気と熟練の手を紡ぎ合わせ、この時代に求められる「きるものづくり」に取り組んでいます。水戯庵主人の木村が着用している和服やスタッフの蝶ネクタイなども、きものアルチザン京都によるものです。これからの水戯庵では、きものアルチザン京都の着物を様々なシーンに取り入れて行く予定です。どうぞご期待下さい。

水戯庵
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